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ウェブゼニ

マンガ「グラゼニ」が大好きな、ウェブ系の何でも屋さんが綴る、仕事とか、日常とか、世の中に関する忘備録。

消費者は意に沿わないパーソナルデータの活用へは不快感を示す

どうも、かんだです。

一時期ハマっていたデータ分析も、ビッグデータブームが到来したため、「なんだかなぁ。。」ということで、距離を取っている次第です。

フツーで一般的な方であれば、ブーム到来=チャンス到来byBARBEE BOYSとなるのでしょうが、小さい頃からへそ曲がりなワタシとしては「なんだかなぁ。。。」と思って距離を起きたくなってしまうのです。

 

が、情報収集は行っておりますよ。

そんなワタシの案手羽に引っかかったのが、NTTデータ経営研究所が発表したこのリリースですね。

 

www.keieiken.co.jp

 

企業が消費者のパーソナルデータを収集し、マーケティング活動や広告ビジネスなどに利用していることへの印象について、「知っており、不快である」及び「知らなかったので、不快である」の和が70.0%以上であるなど、多くの消費者が不快に感じている。

趣味・嗜好、年齢・生年月日のパーソナルデータについては、74.0%以上の消費者が、金銭やポイント等の対価を得る条件でパーソナルデータを企業に提供しても良いと回答している。

パーソナルデータを企業に提供する対価は、500円以上1,000円以下であるとの回答が最も多かった。

利用ニーズについては、見守り安心・安全サービスの肯定計(「是非利用したい」と「どちらかと言えば利用したい」の和)が55.9%と最も利用ニーズが高かった。一方、人材マッチングサービスについては、否定計(「どちらかと言えば利用したくない」と「利用したくない」の和)が79.4%と最も利用ニーズが低かった。

パーソナルデータを活用したいずれのサービスを見ても、利用したくないと回答した消費者の内45.0%以上は「自分の情報を知られたくない」、「情報漏えいした場合のリスクが怖い」と回答するなど、サービスそのものへの不満よりも企業による安心・安全なパーソナルデータの管理への課題があることが明らかになった。

 ソーシャルメディアおおやはりなお陰で、自分の人生そのものが、Webコンテンツデス状態ですが、そこで公開している情報を企業が勝手に集めて、加工して、サービスを展開するのは嫌ですよ、ということですね。

 ちなみに、経済産業省個人情報保護法における「個人情報」の定義についてによると、個人情報とは

この法律において「個人情報」とは、生存する個人に関する情報であって、特定の個人を識別することができるもの(他の情報と容易に照合することができ、それにより特定の個人を識別することができるものを含む。)をいう。「個人に関する情報」は、氏名、性別、生年月日等個人を識別する情報に限られず、個人の身体、財産、職種、肩書等の属性に関して、事実、判断、評価を表すすべての情報であり、評価情報、公刊行物ナドによって公にされている情報や、映像、音声による情報も含まれ、暗号化されているかどうかを問わない。

なので、この調査結果に対して「個人が特定されない情報で、何をしてもいいじゃないか!」という反論がありそうなことが容易に想像されます。

 

また、一方では、いろんな会社で、とくにECサイトを運営している会社さんで、「当社はサザエさんに登場する”三河屋のサブちゃん”のような、かゆいところに手が届くようなサービスを、お客さまが望むタイミングで提供したいんです」ということをよく聞きます。

 

f:id:tkandaster:20161125174233p:plain

(画像は フジテレビのサイトより)

 

が、三河屋のサブちゃんは「ちわー三河屋です」と挨拶するように、どこの誰だかを、磯野家&フグ田家に名乗っていますからね。

どこの誰だかを名乗り、かつ、信頼できると判断できたから、磯野家&フグ田家の方々はサブちゃんに個人情報を提供したのだと思うのですよね。

そして、三河屋のサブちゃんは、磯野家&フグ田家の方々に対して、確実に「その人のためになるサービスを提供する」機能を有しているからこそ、磯野家&フグ田家の方々(猫のタマや、親戚筋に当たる波野ノリスケまで)は三河屋のサブちゃんに個人情報を提供したと思うのですよ。

 

このブログを書いていて気がついたのですが、フグ田家って河豚田家じゃなかったのですね。

 

そして、三河屋のサブちゃんの学歴は一橋大学卒業→サントリー→三河屋というのは、本当なのですかね?都市伝説なのですかね?

 

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ちょっと話が横にそれちゃったので、本題に戻します。

 

サザエさんの世界と同じように(また、戻っちゃったw)、自分が信頼している会社&サービス提供元であれば、問題なく、個人情報を提供すると思うのですよ。無論、提供する範囲に制限は書けると思いますが。

 

そして、自分が信頼している会社&サービス提供元が、自分の提供した個人情報をもとに、パーソナライズされたサービスを提供することに関しては、誰も文句は言わないと思うのですよね。

 

このアンケートで「何かちょっとおかしくないですか???」と感じてしまっている方々って、それほど関係性が密になっていない会社&サービス提供元から、中途半端に収集された個人情報をベースに、中途半端なパーソナライズサービスを提供された経験があるからナノじゃないかしら?と思ったりします。

 

ワタクシ、この職業についていなかったら、もしくは会社からクビを言い渡されたら、料理人になろうと思っているくらい料理好きです。

大学4年間を中華料理の料理人として捧げたくらい、料理好きです。まぁ、正しくはラーメン屋さんですがね。そして、ちゃんと講義にも出ましたし、空いてる時間でアメフトもしましたがね。

 

そんなラーメン屋ではなく、中華料理屋で学んだことがあります。

 

それは「常連になるという定義は、個人個人で違う」ということ、です。3回来ただけで常連として扱って欲しいお客様もいましたし、1年経っても他のお客さまと同じ扱いを求めるお客さまもいました。

 

個人個人で、みんな違うんですよね。

だから、常連さんほど、接客に気を使うんですよね。

「俺が求める距離感、わかってるだろ?」と、すべての常連さんは思っているのですが、その距離感が千差万別だから。

 

ウェブの世界ってツールを入れると、カンタンにレコメンドができたり、最適化ができたりして、パーソナライズ風の世界を構築できるわけです。

が、それって、風であって、本当のパーソナライズじゃないんですよね。数理モデルから算出された一般的な最適解なだけであって、いま、そのお客さまが求めている最適解ではないんですよね。

 

このギャップを埋めなければ、だぶん、ダメなんだろうな。。。と思う今日このごろです。

 いや、機械でラクする箇所は必要ですが、全てを機械で行っちゃダメでしょう。特におもてなしとかw

 

執事が教える 至高のおもてなし―心をつかむ「サーヴィス」の極意

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