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ウェブゼニ

マンガ「グラゼニ」が大好きな、ウェブ系の何でも屋さんが綴る、仕事とか、日常とか、世の中に関する忘備録。

食×テクノロジー”でフードテックファンド

どうも、かんだです。

こんな素敵なサービスが、オイシックスから登場しました!!!!

 

日本初、オイシックスが「フードテック」専門の投資部門を設立~“食×テクノロジー”分野へ投資、提携することで事業を加速~

www.oisix.com

 

素晴らしい取り組みですね。

 

オイシックスさんのサイトによると、「Food Tech Fund」とは。。。

 

「Food Tech Fund」は、日本初の
「食」を専門とした投資ファンド部門です。
オイシックスの企業理念でもある「豊かな食生活を、できるだけ多くの人に」
という企業理念を実現するために設立いたしました。

単なる投資にとどまらず、
オイシックスサブスクリプション型食品Eコマースとしての
プラットフォームを最大限に生かし、幅広い分野から実行支援も行うことで、
スタートアップの持つ新技術や新サービスを
より早く実用化・事業化していくことを目指します。

 

 

。。。なのだそうな。


ワタシ、江戸時代後期から続く農家の息子さんだったりするので、「食」に関するこだわりは、世の中の方々よりも強かったりします。
そして、「食」を取り巻く環境の変化にたいしても、ものすごく敏感だったりします。


今の若い方々は全く知らないかと思いますが、お米というのは流通も販売も価格も、国(つまり日本政府)が管理していたのですよ。それが廃止されたのは1994年のこと(主要食糧の需給及び価格の安定に関する法律、いわゆる食糧法が公布され、翌1995年11月1日に施行、コレに伴い国家による管理は終了)。
で、当然ですが、終わるモノには始まりがあって、始まりは昭和17年に制定された食糧管理法なのですね。

この食糧管理法が、戦後かなりの時間を経ても廃止にならなかったのは、なぜか?その辺のお話しはマンガ『疾風の隼人』が詳しいですよ。

 

疾風の勇人(1) (モーニング KC)

疾風の勇人(1) (モーニング KC)

 

 

 

疾風の勇人(2) (モーニング KC)

疾風の勇人(2) (モーニング KC)

 

 

で、農家の例に漏れず、実家も大家族でして、1900年生まれのひいおばあさんに「米が統制される前の話」をよく聞かされていたわけですよ。

まぁ、そんな時代の思い出話をしたところで、Food Tech Fundとあまり関わりはなかったりするのですけれどね。

いや、あるな。

農業というのはお天道様の気分次第。天候によって出来不出来が思いっきり左右される世界なのですね。今年も北海道に台風が直撃し、じゃがいもや、玉ねぎが大変なこととなっていますし。

news.nifty.com


そういうお天道様の気分次第の農業を少しでも変更することができれば、そりゃ、とてつもない変化が起きるわけですよ。

どんな変化が起きるのか?

まず、農産物価格が安定します。
農産物価格が安定すると、リスク回避のための農作業が軽減されるため、農家の労働時間が短縮なります。
また、もっとも原材料に近い(ってか、原材料だ)農産物の価格が安定すると、外食価格が安定し、外食産業で働く人の労働時間短縮も見込めます(だって、農産物価格が変動しても、その変動幅をなかなかメニュー価格に反映させることができないのですから。メニュー価格に反映させることができない代わりに、お店で働く人の働き方を調整するのですから)。
生産性が低いといわれる日本のサービス業も、農産物価格が安定することにより、向上すると思っているのです。

そのための、大きな武器が「Food Tech Fund」であると、このリリースを読んで勝手に思ってしまいました。投資関連領域に「農業関連技術」というのがありますしね。

「農業は第六次産業だ!」という流れもありますが、第一次産業的な農業自体の効率化を実現しないと、農家の疲弊の上に成り立つ砂上の楼閣になってしまう気がするのですよね。


たとえば、稲作における最初の農作業は芽出しといわれる作業です。種籾をある一定の条件(条件の変数は水温とか気温ですね)の環境下において、種まきに最適な「芽」を発芽させるのです。この管理を自動化できれば素敵ですし、自動化だけでなく、土壌環境や、昨年度実績等のデータから”最適な変数”を機械が導き出してくれれば最高です。

 

こういう領域、完全にオイシックスさんの領域ではないかと思いますが、Food Tech Fundの光をそんなベーシックな場所にも当ててくれるようになると、ワタクシ、とても嬉しかったりします。


こうやって、デジタルとか、ITで、世の中のためになるようなことができると良いですよねぇ。